2010年11月9日火曜日

マイナス感情と向き合う。

マイナス感情、ネガティブな感情って、
暗いとか重いとか、どうしても疎ましく感じがちだし遠ざけたくなるけど、

私自身の場合は、ときどきしっかりマイナス感情とも向き合う時間をつくらないといけないなと
最近よく思う。

誰だって自分から進んで傷つきたい人なんかいないと思う。
けど、だからって、明るく明るく、ちょっと落ち込みそうになってもみないようにして忘れて、って時間を過ごしてると
だんだん、これでいいのかなっていうか、なんか気持ち悪い感じになってくる。

なんでだろうって考えてみたら、そういえば思い出した。
見ないようにした負の感情って、実はぜんぜんどこにも追いやることなんてできてなくて、
どこかで溜まりに溜まったどろっどろのものが爆発して大変なことになるじゃないか。

いままで何度も経験してきたはずなのにもう忘れてる。

あとは、負の感情への耐性が無くなってくる。
例えば、「結果が悪かったことを想定しておけば、本当に悪かったときのショックが少ない」っていう考え方は
ネガティブだと捉えられることが多いけど、それって要は心の準備なわけで、

もちろん信じていいんだけど、毎回毎回、全てを大丈夫だと信じてこなしていくと、
いざ何か悪いことが起きたとき、それがちいさなことだったとしても、大丈夫だって信じていたぶん、ショックがでかい。
そして引きずる。そうなるとつらい。

たとえば悲しさを悲しいことだってしっかり認識するのって大事だ。
悲しさとか怒りとか、そういった負の感情って、私の場合は実は自分を慰めていることだったりするわけで、
それを見ずに進むだけ進んで行くのは、要は頑張った部分を労っていないわけで、

そうするとやっぱり疲れるんです、心も。

なんかすっごくちくっと傷ついたなって気づいても、
たいしたことないない、なんて過ごしていくと、
実は細かい傷だらけだったとかね、よくある感じの。

そういう意味じゃ、自分最近大丈夫かなぁと少し。
ある意味とても順調なんだけど、そのかわりなんだか表現のしようの無い不安がひたひたとつきまとっている感じ。
少しだけ怖い。時間をきちんと作ればいいような気もしてる。

走り続けるだけじゃなくて、たまには歩かないと。丁寧に。
止まりたくはないけれど、進み方にも緩急つけないとな。

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