つらつらられつ

地震から一週間ちょいが経ってようやく心が通常運転になってきた。
通常運転になったからって忘れるわけじゃない。



良くも悪くも人の意見や感情の影響を受けすぎてしまうので、
けれど知らないのも怖がるので、ネットに精通しているというのもそれなりに問題だね。
実際に被害を受けていないのに必要以上にショックを受けてしまった。
予想以上にダメージを受けている自分になかなか疲弊した。

未だに余震があってそのたびドキッとはするけれど。
全体のことを考えたら全然大丈夫じゃないけれど、
この先いろんなことを大丈夫にしていくためには、
まず自分が大丈夫にならないと。
自分が楽しくないと人を楽しくできないのと近い。

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「みんなのもの」は「だれのものでもない」ので。
ただ、その「だれのものでもない」けれど、まだ「みんなのもの」ではない部分を
見つけることができたら、それはほんとうにほんとうの自分のものになるのかもしれない。

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本は自分が読まなければ時間が進まない。その世界は本に閉じ込められたまんま。
そこには全部が綴られているけれど、自分が読まないと世界が進まないというのは
なんだか不思議で面白いなあと思う。
はじめから終わりまできちんとおさまっているのに、とじこめられた別の時間。
だから大好きな本は手元に置いておきたくなるんだな。
日記も感覚が近いかもしれないなあ。

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Ronnie Day。映画音楽のような綺麗なメロディのアルバム。
もうそれだけで情景が思い浮かんで涙が出るような。
悪く言うと湿っぽいから思い入れが留まり易くて、
知ったばかりの頃は大好きすぎて聴きすぎてしばらく離れていたけれど、
久しぶりに聴いたらやっぱり大好きで。

きょうも感謝の気持ちを忘れずに寝る。